【Hyperion】Android開発でおすすめのライブラリ!Hyperionの紹介【Android】
みなさんご無沙汰しております。
最近Apple製品に囲まれております、じゅんじゅんです。
M1MacBookの処理性能に驚きを隠せない今日この頃ですが
Android開発において、便利なライブラリを学ぶ機会がありましたのでそちらの話をしていきたいと思います。
オープンソースライブラリとは
一言で言うと、、、
「他人が作ったプログラムを、自分のアプリの一部として取り込めるもの」です。
自分でコードを組んでいく手間が省ける為、開発スピードが向上するメリットがあります。
しかし、あくまでオープンソースの為、使用後のサポートや補償などはされません。
ウェブで検索すると様々なライブラリを見つけることができます。
企業などで使用する際には、要検討・申請などしっかりと手順を踏んで導入する様にしましょう。
では、Androidアプリ開発でオススメのライブラリを紹介していきます!
Hyperion
HyperionはAndroidのアプリをビルド後に行うデバッグ時に有効に活用できるライブラリとなっています。
具体的には、クラッシュログの取得やアプリ操作時の動画撮影・SharedPreferenceの参照・アプリ情報の参照など様々な機能があります。
最新バージョンや詳細については、以下のGitHubを参照してください。
willowtreeapps / Hyperion-Android – GitHub
では、導入していきましょう。
build.gradle(app)に定義の追加
build.gradle(app)に以下の定義を追加し、ビルドを行います。
導入はこれだけです。
以下の定義は、記事投稿時最新のバージョンにしておりますが、ご使用の環境などに応じて適宜変更してください。
また、2つ目の「hyperion-build-config」については、今回お試しで追加したHyperionでBuild情報を参照するプラグインとなります。
dependencies {
// Hyperionの本体
debugImplementation 'com.willowtreeapps.hyperion:hyperion-core:0.9.31'
// HyperionでBuildConfigを参照する為のPlugin
debugImplementation 'com.willowtreeapps.hyperion:hyperion-build-config:0.9.31'
}
では、動作確認を行ってみましょう。
アプリビルド後の動作確認
ビルドしたアプリを起動すると以下の様な画面になります。
今回はAndroidStudioデフォルトのサンプルプロジェクトで動作確認を行なっています。
特に変わった所はないですが、Notificationに注目です。
Hyperionのアイコンが表示されています。
それではNotificationからHyperionをタップしてみましょう。
タップすると、アプリの画面が横に移動し、Hyperionのメニューが立ち上がります。
基本的にカスタムで追加したプラグインなどはここに表示されます。
今回はサンプルで導入した、BuildConfigを起動していきます。
Hyperionのメニューから、BuildConfigをタップしてみましょう。
起動ができると、ビルドしたアプリのバージョン名・バージョンコードや、BuilTypeを参照することができます。
最後に
今回は、オープンソースライブラリHyperionについて紹介していきました。
Hyperionはプラグインを追加することで、様々な機能をメニューから使用することができる様になります。
HyperionのGithub公式にもプラグインについて記載されているので、開発環境に合わせて必要な物を試して行くといいかもしれません。
現在携わっている案件で、様々なライブラリを使用しており新発見も沢山ありますので
今後もライブラリの情報について記事を書いていければと考えています。
また、Android・Kotlinについての記事を別で書いておりますので、よかったらご覧ください!
- 【Kotlin】ConstraintLayoutの相対的なView指定方法【Android】
- 【Android】入門!Activityのライフサイクルとは?
- JavaからKotlinに移行したAndroidエンジニアが困った!!スコープ関数について解説してみる
- 【Android】MVVMアーキテクチャについて
それでは、また次回!!