困惑、、VMware,vSphere,vCenter,ESXiの違いとは!
こんにちは!
新人インフラエンジニアのとんがりのコーンです!!
皆さんサーバ構築してますか!
自分は今のところ仮想環境構築時にVMwareの製品を使う事が多いのですが、最近になってvCenter,vSphere等という単語を聞くことが増えてきました。
名前が似ているせいもあり、それぞれがどういったモノなのかイマイチ理解できなかったので、自分なりに調べた事を備忘録的な意味も込めてまとめてみました!
全てを書くと纏めきれないので、自分が使った事のある製品を一部紹介します!
同じように区別が曖昧だ!というそこのあなたも是非、ご堪能あれ!
VMwareとは
VMwareは企業名です。正式名称はVMware, Incと言い、アメリカはカリフォルニアに本拠を置く、仮想化技術に特化したIT企業です!
日本にも、東京都港区と大阪府北区に2拠点、存在しています!
会社名だったんですね!自分はてっきり製品名だと思っていました、、笑
vSphereとは
vSphere は VMware, Incが提供する仮想化プラットフォームです!
vSphereを使えば、可用性に優れた仮想化環境を比較的簡単に構築することができます!
主なコンポーネントとしてESXiやvCenterなどが挙げられます!
自分は、vSphere とVMwareが混同していたために、よくわからなくなっていました!笑
ESXiとは
ESXiとはVMware, Incが提供している、ハイパーバイザーです!
仮想化の土台となる部分で、1台の装置に何台もの仮想マシンを立てることができます!
その為、物理サーバと比べてコストと場所を節約できます!
また、その他のメリットとして、仮想マシンのCPUやメモリ、ディスク等の構成を簡単に設定・変更することができます!
vCenterとは
vCenterは、VMware, Incが提供している仮想化管理サーバです!
複数のESXiで作成した仮想マシンをvCenter上で運用・管理することができる為、運用負荷を軽減できるというメリットがあります!
複数のサーバーに、同じ内容の作業を一括で適用したり、仮想マシンを別のサーバーに移動したりすることが可能です。
それだけでなくvCenterがあると、vSphere HA やDRS、vMotionという機能を使うことができます!
サービスが急に使えなくなったりする可能性を下げて、安定した状態に素早く戻す仕組みなのが、vSphere HAです。
ESXiに何か障害が起きてダウンした場合に、そこで稼働していた仮想マシンを、別のESXiに移動させてダウンタイムを少なくする事ができるのです!
DRSの方は、クラスタ間の負荷分散を自動的に行います。
あるESXiサーバの負荷が高まった際に、仮想マシンをリソースに余裕がある別のESXiサーバへ自動的に移動させる機能です。これにより、ESXiサーバのリソースを効率よく活用でき、パフォーマンスの低下を防止することができます!
ですが、自分が意図してないサーバに移動してしまったりなど少し複雑な部分もありますのでお気を付けください。
また、vMotionという機能に関しては、以前私の課長が書いてくださった、こちらの記事を読んだ方が深く理解できると思うので是非、ご堪能あれ!!
最後に
今回自分なりに理解した部分をまとめました!
ハイパーバイザーである「ESXi」上で仮想マシンが動作し、
仮想化管理の役割を担う「vCenter Server」はESXi上のリソースを一元管理・運用し、
これらをひとまとめにしたプラットフォームを「vSphere」と呼ぶ、という事です!
この記事が少しでも役に立てばなと思います!最後までありがとうございました!