シンプロビジョニングとシックプロビジョニング の違いを説明!
こんにちは!
今年の夏はあんなに暑かったのに、最近は涼しくなってきましたね!
は織物や傘を持つなどして、寒暖差に気を付けて晩夏初秋を乗り切りましょう!
そんな高温多湿なある日、ふとVMwareでサーバの構築中に疑問を持ったのです。
「ディスクプロビジョニングで選べる2つの違いって何なんだろう、、。」
思い立ったら即日という事で早速それぞれの違いなどについて調べてみました!
・・・が、ごちゃっとして分かりずらかったので要点をまとめたものを記載いたします!
是非ご堪能あれ!
プロビジョニングとは
そもそもプロビジョニングとは、支給、用意、準備などの意味を持つprovision(プロビジョン)のing系で、ITの中ではユーザーにすぐにサービス等を提供できるよう準備すること。として使われています。
なのでディスクプロビジョニングとは、ディスク領域やストレージリソースの割り当てを準備することをディスクプロビジョニングと言います!
ESXiを使う上では、シンプロビジョニングとシックプロビジョニングという2種類があり、シックプロビジョニングがさらにEager zeroedとLazy zeroedの2種類に分かれています。
シンプロビジョニングとは
では実際にそれぞれの特徴に移りますが、まずシンプロビジョニング。
こちらは仮想ディスクを作成する際は最低限の領域のみ確保し、その後仮想環境でデータ等の使用量が多くなったときに自動で拡張します。
紹介する3つのディスクタイプの中では書き込み性能が低いのですが、仮想ディスクの容量消費を抑えることができます!特にストレージの費用対効果の観点から適しているものになります!
シックプロビジョニングとは
次にシックプロビジョニングとは、割り当てた分の記憶領域を実際に確保する方式です!
またシックプロビジョニングには2種類あり、Lazy ZeroedとEager Zeroedに分かれています。
Lazy Zeroedは、仮想ディスク作成時にディスクを 0 で埋めません。よって初回作成はとても高速です。
ただし上書きしないため、 前回のデータが残存してしまうリスクあます。
Eager Zeroedは仮想ディスク作成時にディスクを 0 で埋めます。よって初回作成時に時間がかかります。
こちらは前回のデータが即時上書きされます。よってLazy Zeroedよりもセキュリティリスクは低くなります。
まとめ
今回はディスクプロビジョニングについて記載していきました!
データベース格納等の 小中規模の仮想ディスクはEager zeroed を選択し、大量の画像ファイルを格納する場合な等の仮想ディスクはシンプロビジョニングがおすすめかと思います!
何気なくデフォルトでシックプロビジョニングのLazy Zeroedを選んでいたのですが、もう少し用途によって分けようと思いました!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
皆様が快適なインフラエンジニアライフを送れますように!