WSUS をこれから構築するあなたに!
こんにちわ!初投稿になりますディエゴです!
今回は先日WSUSサーバーの構築を行ったので、皆さんと情報を共有しようと思い、
・WSUSサーバーって何?
・実際どんなことができるの?
といったこれから学ぶ人の助けになるためにかきました!!
1.本記事を読むにあたって予備知識
今回の記事を読む前に必要な知識をまとめてみました!
すでに知っている方は次の「WSUSサーバーって何?」まで飛ばしてください。
WSUSに必要な予備知識として以下のものを正確に理解しましょう。
・WindowsUpdate
「Windowsを最新の状態に更新する機能」です。インターネット経由で更新用のプログラムを持ってきて、最新の状態に更新します。
・更新プログラム
「Windowsを補強するプログラム」です。Windows Updateで持ってくるプログラムです。
つまりWindowsUpdateのなかにあるものが更新プログラムといえますね!
そしてこの更新プログラムによってセキュリティや動作環境を補強してくれます!
2.WSUSサーバーの役割
WSUSの役割は、社内のWindows環境を一元管理することです。
Windowsアップデートの把握や管理をしていないと…
・ネットワーク遅延が発生する
同時期に更新が来ると思いますので、一斉に社内PCがこの作業を一斉に行うと大きなトラフィックが生じることになります。
そうするとネットワーク遅延でイライラする人も…。
・不具合が発生する
更新プログラムの適用は、まれにWindowsが立ち上がらない、一部の機能が使えないなどの不具合があります。
業務で使っていたのにいきなり使えなくなるとビックリしますよね。
このような問題を解決・回避するための開発されたのがWSUSです。
3.WSUSサーバーの仕組み
WSUSを使用すると、WSUSサーバがアップデートサーバとの通信を行い、必要な更新プログラムを一括して取得してくれます。
社内のPCやサーバはアップデートサーバにアクセスすることなく、社内にあるWSUSサーバから更新プログラムを取得できるのです。
このサーバーがあることによって更新を一元管理することができるってことですね!
社員がたくさんいる企業にとってはすぐに活用したいと思うのでは!?
4.メリット
・インターネット回線の帯域を節約する
WSUSサーバーによって更新プログラムをローカルに保存できるため、複数PCが一斉にサーバーにアクセスしてダウンロードする必要がなくなります。
そのためインターネット回線への混線を回避でき、業務に支障をきたすといったことは起こりません。
・適用する端末を指定し、不具合の回避する
グループ単位の適用機能を活用すれば、ある部署で問題が発生した場合はその更新プログラムを別部門には適用しないといった制御ができるため、問題の拡散を防止し、業務への影響を最小化できます。
・適用タイミングを指定する
更新プログラムを配信すると、社内で利用しているアプリケーションなどが最新のプログラムに対応しておらず、動作が不安定になることがあります。適用タイミングも制御できれば、動作確認などを行い、不具合などの発生リスクを抑える上でも有効です。
・無料で使える
WSUSは無料で利用することができます。ただし、利用にあたってはWSUSを動作させるWindows Serverのライセンスと、それに対応する「クライアント・アクセス・ライセンス(CAL)」が必要です。
5.デメリット
・金銭的・人的コストが必要になる
WSUSを1年間運用する場合、最低でも500GBのストレージが必要になります。
WSUSサーバーには高い負荷がかかるため、高性能なサーバーが必要なんです。また、運用に関する知識がある人が必要です。
その人が管理を行い、動作確認やアップデートの適用を管理しないと不具合の改善につながらないですね。
6.おわりに
セキュリティが脆弱だと企業としての信用度にも影響してしまうかもしれません。
このブログをみて、少しでもWSUSについてわかっていただければ嬉しいです!
過去にサーバー関連について書かれているものがあるので、以下リンクからご参考にしていただければと思います。
サーバ – 株式会社GOAT (goat-inc.co.jp)
参考にした外部リンクは以下のものになります。
「WSUS(ダブルサス)」まるわかりガイド – メリットや仕組み、構築手順まで徹底紹介 – エンタープライズIT [COLUMNS] (iij.ad.jp)
次回も自分が利用したものや便利だったもの、構築したものなどをブログに投稿していきます!それでは次の投稿で!!