Hinemosでできることってなに?
この間初めて真面目な宝石を買いに行きました。
どうも、根本です。
今まで自分のアクセサリーで小さいダイヤモンドが入っているものとか買ったことはあったのですが
ちゃんとした鑑定書付きの宝石ってすごく綺麗でそのままブツとして欲しくなりました。
さてさて、本日も監視ツールのHinemosについて書いて行きたいと思います。
お客様先で使用しているツールなので画面キャプチャなどはないのですが、あらかじめご了承ください。
Hinemosとは
Hinemosとは、
エンタープライズシステムの監視やジョブ管理、運用自動化を実現する、統合運用管理ソフトウェア
だそうです。
公式サイトより引用
つまり、簡単に言うとサーバの監視やジョブの実行・監視などをするためのツールということです。
全てを網羅するとなかなかに長くなってしまうので、今回はジョブに関しては触れず、監視の触りの部分にのみ絞って話をしていこうと思います。
Hinemosでどういった監視ができるの?
まずは簡単に監視できる内容を羅列してみます。
- PING監視
- リソース監視
- ログ監視
だいたいこんな感じです。
他の監視ツールと大まかな部分は同じですが、オープンソースで使い勝手が良いのと、オンプレミス、クラウド問わずあまり難しいことは考えずに監視ができるので結構楽に運用ができます。
なお、Hinemosマネージャ上でノード単位やスコープ単位で監視設定変更が行い、Hinemos Utilityという機能を使用することで、監視設定を一括で変更できるという、設定方法の容易さも魅力の一つです。
ではでは、次の項目では少し詳細に監視項目について話していきます。
PING監視
監視対象の死活監視を行うことで、そもそもサーバ生きてるかどうかを確認するためのものです。
簡単にいうと、30秒置きに5回Pingを飛ばし、パケットロス率50%以上を3回連続で検知したら通知する。という設定を行うことで、以下のような細かい設定ができるわけです。
- 瞬断は通知されない。
- 1分30秒のうちに8回Ping疎通に失敗した場合のみ通知を行う。
しかもそれが結構簡単に設定変更できるわけです。
便利ですね。
リソース監視
リソース監視はCPUやメモリ、ディスク容量、ファイルシステム使用率、ネットワークあたりを監視できます。
定期的にリソースの使用量を確認する必要がある現場ではグラフ表示やCSV出力できるHinemosはこういった部分も楽でよいです。
なお、各監視項目のリアルタイム監視ができるので、異常時 はHinemosを確認する流れになるかと思います。
システムログ監視
これも同様ですが、監視対象サーバのログ上でErrorやPanicなどがログで出力された際にアラートを発砲するように設定ができます。
他にも、以下のような設定を投入することでより運用しやすくなるので、是非是非ご活用ください。
- 作業時に作業影響で発砲予定のアラートを一定時間のみ発砲するよう設定する
- カレンダパターンを用いて、パッチ適用時や定期再起動時にアラートを抑止
さいごに
今回はHinemosで監視できることについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。
今使っている監視ツールのここがイケていないので何とかしたい。
通知設定で複数部署にメールを送りたいが、逐一ロールを適用する、アドレスの変更がめんどくさいなど、
他ツールではできない設定内容や痒い所に手が届くことが多々ありますので、実際に触ってみて今使っている監視ツールとの差分など確認いただければ幸いです。
※株式会社 NTTデータの回し者ではありませんのでご留意を!