Cisco装置におけるバグ確認対応について(Cisco Field Notice)

#ネットワーク
written by キムキム

すっかり冬になりました。キムキムです。

赤から等の辛い鍋が美味しい季節となりましたが、いかがお過ごしてしょうか。
私はそれとなく元気です。

さて、本日はCisco装置におけるバグの発見と確認及び対応について纏めていきます。

Cisco装置のバグってどんなもの?

PC等やアプリでバグが在る様にCisco装置にもバグが存在します。
特定のOS,設定,構成でパケットロスし続けたり、メモリリークが発生したりと
症状は様々です。

「導入しているCisco装置に、バグが発生してる!2年前に公表されてた・・・!」
そんな事態を防ぐ為、バグ情報については逐一確認していきましょう!

バグの確認方法

私が以前確認していたページとしてはCiscoFieldNoticeを紹介していきます。
(Cisco社以外にもバグ発表している場は多数存在するため1例となります。)

Cisco Field Notice (日版英版

Filed Noticeとは、Ciscoが公式でバグ・不具合が発表するHPです。
ざっくり区分すると以下のようなことが書いてあります。

・事象の説明(どのような状況でどのような症状か)
・対象装置と対象外装置及びOS
・回避策、解決策

例としてこちらを見ていきましょう。

Field Notice: FN – 72203 – ASR9K A9K-48X10GE-1G, A99-48X10GE-1G, and A9K-24X10GE-1G Line Cards Might Fail to Boot if an Incorrect SMU is Loaded – Workaround Provided

Products Affected(対象の製品)」には
A99-48X10GE-1G-SE等のラインカードの型番

Defect Information(不具合情報)」には
CSCvo80826 等の起因となるバグID

Problem Description(事象の説明)」には
以下の文面でどのような状況で本事象が起こるか
The line cards listed in the Products Affected section of this field notice
might fail to boot if any or all of these conditions are true:
(このFiledNoticeのProducts Affectedに記載されているラインカードで
以下の条件を全て満たす時、装置の起動に失敗することがあります。)

Problem Symptom(症状の説明)」には
以下の文面でどのような事象が起こり得るか
The line cards listed in this field notice might fail to boot and can be stuck
in the IN-RESET state if the incorrect Software Maintenance Update (SMU) is loaded.
(Products Affectedに記載されているラインカードは装置の起動に失敗することがあり
誤ったSMUが読み込まれた場合、IN-RESET状態でスタックする可能性があります。)

Workaround/Solution(回避策/対応策)」には
Load the applicable SMU (reload) listed in the table to upgrade the FPGA
of the line cards to Version 1.111.
(表に記載されたSMUを読み込み、ラインカードのFPGAをアップグレードして下さい)

と記載されています。

どのような状況でどのような症状が発生し、どのように対処すべきかが
明確に記載されている為、確認から対処が迅速かつスムーズに行えるかと思います。
(発表された当初のバグ・不具合情報では、回避策/対応策が調査中の場合もあります。)

また、閲覧にはCiscoの会員登録が必要となるため、ご注意下さい。

おわりに

インフラエンジニアの方々にとって知らない人は居ないのでは?という情報を
今回記事として書いてみましたが、知らなかった方、知っているけど使っていない方が
定期的に自分が扱っている装置について確認する機会が増えたら良いなと思い、
記事にしてみました。

バグは常に正常の隣り合わせに存在するものなので、装置の正常性のケアは常日頃
気にかけなくてはなりませんね。

それでは!