【パーミッション】permission deniedの対応備忘録 ~Windows編~

#トラブル
writtdden by ま。

こんにちは、ま。です

以前、 【パーミッション】permission deniedの対応備忘録 という記事を書きました。

自分でもやたら見る素晴らしい備忘録なのですが(笑)そちらで紹介した方法はLinux環境のコマンドでしたので、今回はWindowsでの対応方法もまとめておこうと思います。

コマンド備忘録なので詳しい説明は省きますが、パーミッションってなんぞ?といった話は上記の記事に簡単に書いてますのでご参照ください。

権限設定方法

まずはやり方です。CMDでもPowerShellでもお好きなターミナルで行ってください。

icacls ファイル名orフォルダ名 /grant ユーザー名:権限名

ユーザー名はWindowsのユーザー名です。ユーザー名はこちらで確認できます。

net user

権限名の一覧はこちら

限名 内容
N  アクセス権なし (Non)
F  フル アクセス権 (Full)
M  変更アクセス権 (Modify )
RX  読み取りと実行のアクセス権 (Read eXecut)
R  読み取り専用アクセス権 (Read)
W  書き込み専用アクセス権 (Write)
D  削除アクセス権 (Delete)

 

sample.txt に ユーザー名:goat アクセス権:フルアクセスをつける場合はこうなります。

icacls sample.txt /grant goat:F

特殊な権限の種類

上記で書いた表は単純指定の権限名で、コマンドのヘルプをこんな記載があります

単純な権限を列挙:
 N - アクセス権なし
 F - フル アクセス権
 M - 変更アクセス権
 RX - 読み取りと実行のアクセス権
 R - 読み取り専用アクセス権
 W - 書き込み専用アクセス権
 D - 削除アクセス権
特定の権限をコンマ区切りでかっこ内に列挙:
 DE - 削除
 RC - 読み取り制御
 WDAC - DAC の書き込み
 WO - 所有者の書き込み
 S - 同期
 AS - システム セキュリティへのアクセス
 MA - 無制限
 GR - 一般的な読み取り
 GW - 一般的な書き込み
 GE - 一般的な実行
 GA - 一般的なすべての操作
 RD - データの読み取り/ディレクトリの一覧表示
 WD - データの書き込み/ファイルの追加
 AD - データの追加/サブディレクトリの追加
 REA - 拡張属性の読み取り
 WEA - 拡張属性の書き込み
 X - 実行/スキャン
 DC - 子の削除
 RA - 属性の読み取り
 WA - 属性の書き込み

単純な権限のほかに特定の権限もあるんですね。
読み書き実行以外、使うことある?って感じですが(笑)

まとめ

システムの初期構築したりした際は、頻出エラーであるpermission denied
多分今後もこの記事を自分で見るんだろうなと思っています(笑)

icaclsの指定はFかRWXくらいしか覚えてなかったですが、いろいろあるんですね。
でもこれに関してはFRWX覚えてればいいやと思います(笑)

冒頭でも記載の通り、パーミッションについて簡単に知りたい方や、Linax環境で使いたい方は前回の記事を参照ください!(MacターミナルもLinaxと同じなはずです!)

【パーミッション】permission deniedの対応備忘録

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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