お手紙の例文集

#ビジネス系
writtdden by もちゆき

こんにちは。
最近愛犬に自我が芽生え始め、お散歩から帰りたくない「イヤイヤ病」が発生しています。
毎日のお散歩で、1時間はイヤイヤ犬と戦っています。辛いです。

さて、前回は初めてのお手紙作成方法、月別時候の挨拶・結びの言葉をお伝えしました。
お礼状の作成方法

今回は、状況別のお手紙例文集をご紹介いたします。

取引先と会食をした場合のお礼状

拝啓(謹啓) ○○の候、貴社におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、先日はご多用中にも関わらず、貴重なお時間を頂戴しまして、ありがとうございました。
おいしいお食事と共に、大変有意義な時間を過ごすことができました。
今後ともご指導のほど賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
○○のみぎり、どうぞご自愛くださいませ。
まずは、略儀ながら書中にて御礼申し上げます。敬具(謹白)

拝啓(謹啓) 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、先日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
目まぐるしい日々を忘れるほど、楽しい時間を過ごすことができました。
ついつい夢中になってしまい、長時間お引き留めしてしまい申し訳ございません。
また機会ございましたら、ご一緒できますと幸甚に存じます。
時節柄、どうぞご自愛くださいませ。
まずは、略儀ながら書中にて御礼申し上げます 敬具(謹白)

  • ポイント
    こちらは定型文となります。会食をした中での思い出や楽しかったこと、お店や料理の感想など具体的な内容を盛り込むとより丁寧なお手紙となります。

お食事をご馳走になった場合のお礼状

拝啓(謹啓) ○○の候、貴社におかれましてはますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。
さて、先日はご多用中の中、大変なお心遣いをいただき、誠にありがとうございました。
長時間にわたりお付き合いいただき、その上、お食事までご馳走になり恐縮するばかりでございます。
おいしいお食事と共に、皆様と楽しいひと時を過ごすことができ、大変有意義な時間となりました。
今後とも、変わらぬお付き合いのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
○○の折、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
まずは、略儀ながら書中にて御礼申し上げます 敬具(謹白)

  • ポイント
    もし次回はこちらがご馳走したい!と思った場合は「機会がございましたら是非お返しをさせていただきたいと存じます」と一文を入れましょう。
    また、お食事の際の具体的な内容や感想を盛り込むと相手の心に響くお礼状となります。ただし、ご馳走いただいたからと言って大袈裟に感謝をしすぎるのは相手に不快感を与える可能性もあるので注意してください。

お中元・お歳暮をいただいた場合のお礼状

拝啓(謹啓) 時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、この度は結構な品をお贈りいただき、誠にありがとうございます。
お心遣いに恐縮するとともに心より御礼申し上げます。
頂きました○○は、弊社一同でおいしく賞味させていただきました。
末筆ではございますが、時節柄、何卒ご自愛くださいませ。
まずは、略儀ながら書中にて御礼申し上げます。 敬具(謹白)

  • ポイント
    余力があれば、頂いた品と社員数名が一緒に写った写真を撮り、お礼状に同封するとより印象深く喜ばれるお礼状となります。

移転やお祝いでお花をいただいた場合のお礼状

拝啓(謹啓) ○○の候、○○様におかれましてはますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
さて、この度は格段のお心遣いをいただき、誠にありがたく心より御礼申し上げます。
早速飾らさせていただき、殺風景であったオフィスが明るくなりとても華やぎました。
今後とも倍旧のご愛顧とご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
○○の折、ますますのご発展を心よりお祈りいたしております。
まずは、略儀ながら書中にて御礼申し上げます 敬具(謹白)

  • ポイント
    こちらは定型文となります。頂いたお花に対する感想を盛り入れるとより丁寧なお手紙となります。
    また、お祝いのお花の場合は、今後についての抱負や意気込みを盛り入れるのも良いです。

名刺を渡しそびれてしまった場合のお詫び状

拝啓(謹啓) 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
〇月〇日〇時に、お打合せの件でお伺いいたしました株式会社○○の○○(名前)と申します。
先日はお忙しい中、貴重なお時間を頂戴し、誠にありがとうございます。
私の不手際で名刺をお渡しすることができず、大変申し訳ございません。
改めて名刺をお送りさせていただきます。ご確認くださいますと幸甚に存じます。
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。
時節柄、どうぞご自愛くださいませ。
大変恐縮ではございますが、書中にてお詫びと共にご送付申し上げます。 敬具(謹白)

  • ポイント
    打合せの場合は日時を記載し、会合やセミナーの場合は、日時の他に会合名やセミナー名も記載します。
    名刺切れは相手に対して大変失礼なことであり、マナー違反となります。そのため、お詫びのご連絡は基本的には当日中、遅くても翌日にするようにしましょう。

最後に

お手紙は翌日までには送るのがベストです。もし送るのが遅くなってしまった場合は、お礼(お詫び)が遅れたことを詫びる文言を入れることを忘れないよう注意してください。
直筆で書くのが基本ですが、字に自信がない場合や時間がない場合はパソコンで作成した文章を印刷し送付しても問題ありません。
メールでお礼をお伝えするのも良いですが、お手紙の方がより好印象となりますので是非チャレンジしてみてください。

 

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